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南の島 テニアン2003年2月

 私達夫婦(JH1FCZ,MHN)と、JAφCQO小林さん御夫婦でテニアン島へ行って来ました。
 「またですか?」と云われそうですが、旅行に行ったら何もしないでゆっくりしたいものです。それならテニアンが最適だと云うことになり4人で出かけたのです。

 サイパン港から高速船に乗って出発です。途中波が高く船は大きくピッチングしていましたが、それより何よりキャビンの暑いことには閉口しました。

 着いたその晩はまずサンホセ村まで歩いて行き、ガソリンスタンドの中にあるスーパーでパンやビール、トマトジュース、コンビーフにバナナといった次の日からの食材を仕入れてから、その先の食堂ミナコに行って食事を取りました。私はビーフのスパイシーと云うのを頼んだのですがこれが美味しいのですが口から火を吹きそうなくらい辛いものでした。さすがテニアンペッパーの島です。

 次の日の朝はピーカンでした。 早速ビーチに出て、テニアン・マリンスポーツのビーチハウスにいきました。 オーナーの原田さんにお会い出来て椰子の実を御馳走になりました。お昼はスペッシャルランチを頼みましたがこれがまた豪快と云いましょうか、骨付き肉(鶏ではない、牛か豚かさだかではない)の空揚げでした。 テニアンの料理はほとんどがいためるか空揚げだと云うことに気がつきました。煮物はほとんど無いようです。
 午後からは島内観光をしました。前回は大きなバスで行ったのですが今回はマリンスポーツの7000ccの4WDピックアップで原田さん直々に案内してくださいました。前回は車が大きくて見ることが出来なかった小川砲台とか星の砂のあるチュルビーチも案内してくださいました。
 星の砂は「このビーチにありますよ」と云われたのですが4人で一生懸命探すのですが全然見つかりません。しかし、あとからゆっくり調べてみたら一杯見つかりました。探すにはちょっとこつがあるようです。

 その晩はバーベキューをやろうと云うことになっていたのですが、あいにくの雨になってしまいサンホセ村のレストランにつれて行ってもらいました。レストランと云っても都会のレストランを想像してはいけません。何せ人口2,800人の島であり、バス、タクシーから交通信号迄もない島の話です。出て来る食事はどこへ云ってもほぼ同じです。
 ビーフ、ポーク、チキン、シュリンプが素材で、いためもの、スパイシー(辛い)、カレー、スウィートアンドサワー(酢豚ですね)が料理法でこれをXとY軸に並べて組み合わせれば全メニューになります。

 次の朝は小林さんとバイクを借りて島内探検をしました。昨日の島内観光で行っていないロングビーチにいきました。この島はメイン道路は鋪装してありますが、そうでない所は珊瑚の岩がむき出しになっていて日本のダートとは違ってハンドルがすごく取られますし、腰への響き方もすごいものがありました。「この島ではタイヤはパンクするのではなくバーストするのだ」と云った原田さんの言葉がうなずけました。 昨日、曇っていたスイサイドクリフへも行って来ました。昨日と違って今日は空も晴れていて、その空を映した海も真っ青の色をしていました。 空と海はペアなんですね。

 バイクを返してビーチに行くと、昨日迄中国のお正月で来ていた中国人達が帰ったとかでビーチには人陰がほとんどありませんでした。 暇が出来たと云うのでスタッフのチャーリーとジャスティンが魚を取りに行ったのだが、まだ帰って来ないとMHNたちが心配していました。聞けばもう2時間にもなると云うのです。 ところがマリンスポーツの人たちは全然心配している様子もありません。  そのうち沖の方で人が泳いでいる姿が小林さんの双眼鏡に映りました。何やら時々海に潜っているようです。 それから更に30分ほどして二人は帰って来ました。手にはとって来た魚がひもにぶら下がっていました。

 とって来た魚を焼く前にトロールでとって来たシーラを刺身にしてごちそうしてくださいました。今回は昨年と違ってワサビがついていましたが、テニアンではやっぱりテニアンペッパーの方がさまになりますね。
 それから海岸で火を起こしその魚を焼いて食べました。 とうとうお昼御飯はとれたてのお魚だけでお腹がいっぱいになってしまいました。

 その晩、私達は土産物を買いにサンホセ村に出かけました。例のガソリンスタンドのスーパーでコーンビーフをごっそり買いました。これはオーストラリア産でしたが量が多いのと何しろ1ドル98セントとめちゃ安なのが気に入りました。店を出ようとした所へ、朝方バイクを借りた店番の日本人の女の人が子供をつれてやって来ました。そしてその横には先ほど迄ビーチにいたチャーリーがいるのです。2人は御夫婦だったのです。
 「このあとどうするの」と云うので「ミナコへ行って土産を買う」と云うと車のうしろに乗れと、トラックの荷台に乗せてくれました。ミナコでの買い物が終るとその車でホテル迄送ってくださいました。 何かこの島に沢山の友達が出来た感じがしました。

 その晩は「テニアンお別れパーティ」を4人でやりました。ビールをのんで早いとこベッドに潜りました。夜中の3時頃目があいたので窓から南の方を見ると南十字星がくっきりと見えました。小林さんが南十字星をぜひ見たいものだと云っていましたが、夜中なのでどうしようかと考えましたがおそるおそる電話を掛けました。私はそのあとまた寝てしまったのですが、小林さんは外迄星を見に出かけたそうです。

 次の朝、大きな虹が出ました。 今日でテニアンとお別れです。13時の高速船でサイパンに向かいました。サイパン島は都会でした。自動車がガンガン走っていました。田舎の島から来たお上りさんには目まぐるしい島でした。

 テニアン・マリンスポーツのホームページを勝手に作りました。tinian-ms.html ぜひ御覧下さい。もし出かけるようでしたら原田さん始めスタッフの皆さんによろしくお伝え下さい。